Written by K-Go Mizutani
Translated by K-Go Mizutani and Junko Watanabe

1. Letter To Home

水面、都会の端を走る川に
街の明かりが反射する
まばゆいくらいに 夜明けまで永遠に輝く

僕はここにいる 故郷から遠く離れて…
自分には何もないけど街、夜遊び、そして夢

スーツケースとギターを仕舞った
小さなストーブが僕を暖めてくれる
家族に手紙を書いた
「元気にやっている。まだ生きているよ」
まだ生きている 生きている

高層ビルを見ると自分がミジンコになった気分だ
小さい、微小、スモール 何でもいいや
空に酔ってしまった

アパートでラジオのロックンロールを爆音でかける
毎日の生活は最悪で酷いもんだ 何てこった!

スーツケースとギターを仕舞った
小さなストーブが僕を暖めてくれる
家族に手紙を書いた
「元気にやっている。まだ生きているよ」
まだ生きている 生きている

2. Fireworks

暑い真夏の夜 君の手を取って
花火を観に行った 冷や汗だらだら
緊張したよ

ありきたりなラブストーリー
一番甘い思い出
君の事は忘れない
決して忘れない

長らく君に会ってないな
永遠に届かない所へ行ってしまったし
もう見えない

暑い真夏の一番甘い思い出
あの花火は一番甘い思い出

大人になんてなりたくなかった
僕らはずっと一緒にいるって思ってた
そうはならなかった
そうならなかったね

お互いに違う道を歩む事になって
同じ夢を追いかける事はなかった
悲しかったけど飲み込むしかなかった

君の事がよく解らなかった
他の子に出会ってやっとわかったよ

暑い真夏の一番甘い思い出
あの花火は一番甘い思い出

独りになるのが怖かった
寂しさを感じるのが嫌だった
ただそれだけ

暑い真夏の一番甘い思い出
あの花火は一番甘い思い出

3. All The Stars

手と手、心と心
僕らは星の先まで行ける
すべての大陸、すべての場所の
振動、大きな力を感じる
何にも怖くないよ
何でもできる
夜を明るく、昼を黒く
町をペンキで塗る事だってできるさ

一緒に旅に出よう
全ての星を君にあげるよ
君と一緒にいるってことが
どんな意味か
教えてあげるよ
君と一緒に、一緒にいるってこと

言葉と言葉、思考と思考
気持ちが通じ合う
どんな乗り物にだって
自由に乗ることができるよ
音から音、音符から音符へ
僕らが見つけた音楽がそこにある
壊れる運命でもまたやり直せるさ
僕らはそういう風にできているから

一緒に旅に出よう
全ての星を君にあげるよ
君と一緒にいるってことが
どんな意味か
教えてあげるよ
君と一緒に、一緒にいるってこと

4. Powder Snow

*北から風が吹いている
今まで経験した事のない寒い冬
空は灰色 空気は甘く
地下からノイズが聴こえる 地下から・・・

全てが白く染まった景色を見た事があるかい?
暗闇を洗い流すんだ
外は凍る寒さ、でも僕の心と魂は温かいんだ
気分は悪くない

パウダースノー
行きたい場所へ連れて行ってくれ

汚れた道は雪に隠されて見えない
僕の罪悪感も消えて行く
僕を白く染めてくれ、カバーを掛けてくれ
僕の頭の中も漂白してくれ
全ての意識さえも

パウダースノー
僕が歩みたい道へ送ってくれ

*Repeat

パウダースノー
僕が行きたい場所へ連れて行ってくれ
パウダースノー
僕が歩みたい道へ送ってくれ

6. Highway Cowboy

人権が欲しいんだろう
何をしでかしてここへ来た?
平静がほしいのか
俺は自由が欲しいだけだ!

死はゆっくりと近づいて俺を離してくれない
キラーマシーンに乗るから見てろよ
鉄の馬に乗ってハントに出かける
蹴れ 捻れ 押せ 捨てろ
俺はハイウェイカウボーイ

Woo~ Woo~
死刑囚になりたいか? 死の権利がほしいんだ!
死刑囚になりたいか?

戻る事はできない、何もないから 無くすものは何も
リアルなスリル、リアルな掛け引き それが俺の最終目標
誰も希望をくれなかった だからこれが最後のチャンス
蹴れ 捻れ 押せ 捨てろ
俺はハイウェイカウボーイ

Woo~ Woo~
死刑囚になりたいか? 死の権利がほしいんだ!
死の権利が欲しいのか?

逃げたい
自由になりたいのか?
切り捨てたいのか?
自由
抜け出したい
行きたいか? 行きたい 行きたい
正常になりたい 良くなりたい
逃げ出したい!

8. Secret

お前に言いたい事がある
聞きたくない話だろうけど
ある秘密を知っているんだ
聞いたら後悔するだろうな

お前は壊れてしまうかもしれない
おかしくなってしまうかもしれない
そして死にかねないような
甘い香りを嗅ぐだろう

ただの秘密だけど真実
本当のことだってわかるだろ

9. Sweetest Memory

一番甘い思い出
一番甘い思い出……

10. When I See Your Eyes

君の瞳をみて話すべき時がきた
もう隠せない、バレてるかな
頭がおかしくなりそうだ

目をそらしたけど、もう気付いてるよね
僕が心の中で思っている事
簡単にわかるだろう

人が何て言おうと気にしない
まったく気にしない、どうでもいい
君さえ気にしないなら 君さえ

君が見るもの、君が言う事、君がする事、君が大事にしているもの
僕のためじゃなくても大丈夫
少し時間をくれれば
君の心の中に場所があるというのなら
僕はそこで待つ、離れないよ
そこにいるよ

価値のあるモノのために何が出来るか考える
でも解決策はまだ見つからないし時間がどの位かかるのか検討もつかない
何かリアルなもの、何か新しい事、何か良い事、特別な事
「特別」それは君を表す言葉

人が何て言おうと気にしない
まったく気にしない、どうでもいい
君さえ気にしないなら 君さえ

君が見るもの、君が言う事、君がする事、君が大事にしているもの
僕のためじゃなくても大丈夫 少し時間をくれれば

君の心の中に場所があるというのなら
僕はそこで待つ、離れないよ
そこにいるよ

11. Clock is Ticking Slower Today

緑の葉が黄色に、そして真っ赤にかわる
信号が同じように変わるのを渋滞の中で眺めている
いろんなことが頭の中を巡っていて
今日は時計の針が進むのが遅い感じがする

時間は交通の流れのよう
河の流れが海につながるみたいに
後悔があっても戻ることはできない

渋滞の先頭と終わりはどこにあるんだろう
そんな事を考えていると
今日は時計の針が進むのが遅い感じがする

「君は百の失敗から一つ良いものを作れた。
どうやって出来たんだか見当もつかないだろうけど君は笑顔になれたはず。」

いろんなことが頭の中を巡っていて
今日は時計の針が進むのが遅い感じがする