Honeydew - Don't Know Where アルバム紹介

  1. Little Rusty Lemon - 日本語訳
  2. Heavy Rainy Day - 日本語訳
  3. 満月 (Full Moon)
  4. Years Gone By - 日本語訳
  5. Wake Me Up - 日本語訳
  6. Don't Know Where - 日本語訳
  7. Turbo Nitro (Instrumental)
  8. You're My Story - 日本語訳
  9. My Honeydew (dedicated to our friends & fans) - 日本語訳
  10. ひかり (The Light)
  11. Wake Me Up (Chimp Beams Remix)

待望のHoneydewのデビューアルバム「don't know where」がsmall finger recordsから発売!!オルタナ/グランジ/シューゲイザー/パワーポップ/インディーポップファン必聴の一枚。代表曲「Little Rusty Lemon」「Wake Me Up」、初めての日本語歌詞の曲「満月」、ライブでの人気曲「don't know where」など、ボーナストラック含む全11曲収録!!!!

僕らはどこに行くのだろう? 予測不可能な未来への期待と不安を象徴するタイトル/タイトルソング「Don't Know Where」。ドライブ、人生の旅がアルバム全体のテーマである。「どこへいくのか誰も知らない」(「満月」より) -- だからこそ、未来は輝いている。 僕らは今を走るんだ。男女混声の緻密なハーモニーと凝ったアレンジが印象的なHoneydewの代表曲である「 Little Rusty Lemon」(track 1)で始まる。「Little Rusty Lemon」は水谷がアメリカに住んでいた頃に乗っていたオンボロのサビた中古車への愛を歌っている。 (「lemon」はアメリカ英語でオンボロ車の意味)。 淳子の柔らかくささやくようなボーカルが印象的な日本語詩の「満月」(track 3)はかぐや姫をモチーフにした和風なSFソング。「Turbo Nitro」(track 7)はハイウェイをぶっ飛ばすイメージの速いインスト曲。 アルバムは「You’re My Story」「My Honeydew」(track 8,9)とたたみかけるように終盤へむかう。 そしてラストは東日本大震災後に作ったボーカルとアコギのみの一発録りの希望の歌「ひかり」(track 10)で終わる。 さらにChimp Beamsによるダンサブルなリミックスの「Wake Me Up (Chimp Beams Remix)」(track 11)がボーナストラックに付いている。

ジャケットの車のイラストのモデルは、映画007シリーズで使われた日本が誇る1967年トヨタ2000GT。 イラスト/デザインはロシア人のカーデザイナーによるもの。 2010年10月から2011年5月までレコーディング。 ミックスとマスタリングはCOALTAR OF THE DEEPERSや特撮などを手がけたKidoh Taki

購入:amazon.jp

試聴

レビュー

なにも考えずに再生!『車運転しながら聴きたいなぁ。』と思う。
車の中で聴ける音楽かどうか?俺の中では何故か重要。
お気に入りのアーティストのアルバム、自分が作った作品を最終的に車の中で聴く事が多い。
Honeydewの音はその中の一つになるんだろう。
爽快でどこか懐かしくもある。ちょっと若い頃を思い出す。
3ピースのバンドなんて気持ちを込めてなんぼのもん。
彼らの音楽で俺はどこか救われた。
しかもジャケ、よくよく見ると大好きなトヨタ2000GTじゃん!
最高にSEXYなフォルムを持つ日本史上最高の車だ。
まぼろしの名車。音楽も『まぼろしの美』があると思う。
彼らの音楽の中心にあるであろう『美意識』はこのアルバムから 多く感じ取る事が出来る。
車で聴こう!

清水ひろたか MI-GU / Cornelius Group / Plastic Ono Band / IF BY YES
Honeydewは、デビューアルバムにしてすでに円熟味を帯びている。
サイケデリックな泥臭さの中から溢れ出す、不思議と淡い世界。
リアルでありながらシュール、懐かしいようで斬新。
無気力のようで激しく、隙間だらけのようで隙がない。
日本人離れした絶妙な音楽的感覚と、遊び心に満ちた奇天烈な楽曲構成に、まるでサーカスを見ている少年のようなワクワクを覚えます。
確かな技術と知識に裏打ちされた快活なHoneydewグルーヴは、聴き応え満点!

歌詞

1. Little Rusty Lemon

Written and Translated by K-Go Mizutani

今日古いオンボロの車を買って来たんだ
ペイントもくすんでボディは傷だらけ
初乗りには君を連れて行くよ
坂を上がると何て素晴らしい景色なんだ

運転するよ、乗って、何処までもハンドル握って
スイートで世界一最高なヤツ
馬鹿にされたってかまいやしない
サビた小さな僕のオンボロカー
サビた小さな...
サビた小さな...

君を連れて行きたい場所があるんだ
どうやってそこに辿り着くかはまだわからないけど
ハイウェイの上で音楽に酔いしれよう
意味も無く時間潰してさ、そんなんでいいだろ?

運転するよ、乗って、何処までもハンドル握って
スイートで世界一最高なヤツ
馬鹿にされたってかまいやしない
サビた小さな僕のオンボロカー
サビた小さな...
サビた小さな...

2. Heavy Rainy Day

Written and Translated by K-Go Mizutani

雨の音に起こされた
日曜の朝
雨粒が窓枠に当ると
安心するんだ

痛みを癒すためには寝るのが一番だろう
どこで間違ったんだか、もう自問しなくてもいい

君と過ごした日の事は何にも思い出せない
大きな古時計の音が記憶を洗ってくれる

土砂降りの日
考え直してみるよ
土砂降りの日

また一人で動けるためリセットしよう
日曜の朝
あふれ出した河川敷
日曜の朝

君と過ごした日の事は何にも思い出せない
大きな古時計の音が記憶を洗ってくれる

土砂降りの日
考え直してみるよ
土砂降りの日

4. Years Gone By

Written and Translated by K-Go Mizutani

早起きをした
開いた窓からそよ風を感じる
久しぶりに目を刺す程の陽射しを感じる
外に出て散歩してみる とても素敵な日だ
しばらく歩いてるとツバメが空を舞っていた

どんな風に年月が過ぎたか思い浮かべてみたら
良かった出来事や最低の日々を思い出したよ

車を運転しながら
ラジオの歌に合わせて歌う
何度この道を通った事だろう
わからないよ
ギターを弾いてみる、いろんな曲をね
どの曲も思い出深い
年月だったり、場所や瞬間が僕の頭に残る

どんな風に年月が過ぎたか思い浮かべてみたんだ
良かった出来事や最低の日々を思い出したよ
いつか僕が眠る時、全ては終わるけど
素晴らしい人生だったって言えればいいね

5. Wake Me Up

Written and Translated by K-Go Mizutani

真夜中のくだらない会話は
いつまでも続いたね
大好きな時間だったけど
キャンドルは燃え尽きてしまった
たぶん私たちは若すぎたの
誰も責められないよ、誰が責めるの?

月曜の空はどんより灰色
いまにも雨が降り出しそう
こんな日はずっと寝ていられるわ
いっそ冬眠でもした方がマシだよね
多分時間は早く過ぎていくから
眠っている間に、眠っている間に

起こしてね、起こしてよ

多分時間は早く過ぎ去ってゆくから
眠っている間に、眠っている間に

多分時間は早く過ぎてゆくんだよ
眠っている間に、時間は飛んでゆく
時間は飛んでゆく、飛んでゆく

起こしてね、起こしてよ

6. Don't Know Where

Written and Translated by K-Go Mizutani

ハイウェイ、橋と河
全ての事から逃げるんだ
いろんな嫌な事を理由に
色とりどりの季節に連れていってくれ

どこに行くの?
彼女は聞くけど僕にはわからない
どこかマシなところにだよ

愛車よ、スピードを上げてくれ
できる限り飛ばしてくれ

僕らはどこに行くんだろう?
どこかわからない
どこかわからないよ

ハイビーム、木々と山岳
もっと高い所へ行くんだ
僕の馬鹿なプライドは捨てなきゃ
この新しい車で勇気づけてくれ

今どこにいるの?
彼女は聞くけど僕にはわからない
ただもっと高いところに来た事は確かさ

愛車よ、スピードを上げてくれ
できる限り飛ばしてくれ

僕らはどこに行くんだろう?
どこかわからない
どこかわからないよ

8. You're My Story

Written and Translated by K-Go Mizutani

今君に伝えたい事が20もあるんだ
僕はちょっと錯乱気味
混乱しててどこから話を始めていいのかわからない
だから助けてくれるかい
愛というモノが生きるチャンスを与えてくれた
そうだ、いい事が起こり始めてる
君は僕のストーリー、書き綴れば何年後かには
辞書みたいに分厚くなってるはず

僕らの心臓は毎秒高鳴っている
地球が廻っている間に
時間と思い出はかけがいのないモノ
だから突っ走っていこう

凄く興奮してるんだ
落ち着かせてくれ、君が未来だ
癒してくれないかい
自分で選んだ新しい道に悔いは無い
今その道を運転中なんだ
愛というモノが生きるチャンスを与えてくれた
そうだ、いい事が起こり始めてる
君は僕のストーリー、書き綴れば何年後かには
辞書みたいに分厚くなってるはず

僕らの心臓は毎秒高鳴っている
地球が廻っている間に
時間と思い出はかけがいのないモノ
だから突っ走っていこう

愛というモノが生きるチャンスを与えてくれた
そうだ、いい事が起こり始めてる
君は僕のストーリー、書き綴れば何年後かには
辞書みたいに分厚くなってるはず
辞書みたいに分厚くなってるはず
辞書みたいに分厚くなってるはず

9. My Honeydew (愛しい人&ファンに捧ぐ)

Written and Translated by K-Go Mizutani

キミの笑顔が好きだ
人生の全てだ
キミのその表情
何でだろう
僕はキミのために全力を出すよ
だいたいいつもキミの事を考えてる

キミの瞳がキラキラ輝いているのが見える
過去に感じた事がないような気持ち
そう、キミの瞳にはキラキラした輝きが見えるよ
血管を通るこの強い感情を押さえられない

愛している
キミもそうだといいな
近くにおいで
こっちのほうに
キミのHoney
キミのHoneydew
ボクのHoney
ボクのHoneydew

キミの瞳がキラキラ輝いているのが見える
過去に感じた事がないような気持ち
そう、キミの瞳にはキラキラした輝きが見えるよ
血管を通るこの強い感情を押さえられない

僕には見える、見えるよ
僕には感じる、感じるよ

Video

Little Rusty Lemon PV

Honeydew "Little Rusty Lemon" Music Video (PV) from debut album "don't know where" Directed by Kohei Yamashita